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2020 / 11 / 14  13:49

【online shop】新商品のお知らせ リツィタル・ハート( BEOGRAD)

【online shop】新商品のお知らせ リツィタル・ハート( BEOGRAD)

バルカン半島で愛される赤いハートのお土産。

セルビアでは、聖バレンタインデーに、リツィタルハート(リツィデルスコスルツェ)と呼ばれるアイシングクッキーを愛の贈り物として男性から女性に贈る伝統があります。

現在では、木製や樹脂製のお土産物も旅行者に人気です。

こちらは、赤いリボンのついた樹脂製の壁掛けです。

中央の鏡は、「僕のハートの真ん中には君がいるんだよ」という意味を象徴。

キリル文字で「ベオグラード」と記されています。


大切な方へのプレゼントにいかが。


ご注文と詳細はリンクの商品ページから

2020 / 11 / 13  14:43

【online shop】新商品のお知らせ・リツィタル・靴(OPANAK)

【online shop】新商品のお知らせ・リツィタル・靴(OPANAK)

バルカン半島で愛される赤いハートのお土産。

セルビアでは、聖バレンタインデーに、リツィタルハート(リツィデルスコスルツェ)と呼ばれるアイシングクッキーを愛の贈り物として男性から女性に贈る伝統があります。

現在では、木製や樹脂製のお土産物も旅行者に人気です。

こちらは、オパナック(Opanak)という皮で編まれた伝統的な靴がモチーフ。

赤いリボンのついた壁掛けです。

 

中央にはキリル文字で「ベオグラード」と記されています。

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2020 / 11 / 07  18:39

【online shop】新商品のお知らせ『タイガーズ・ワイフ』

【online shop】新商品のお知らせ『タイガーズ・ワイフ』

2013年本屋大賞 翻訳小説部門第1位!

紛争の繰り返される土地で苦闘する若き女医のもとに、祖父が亡くなったという知らせが届く。やはり医師だった祖父は、病を隠して家を離れ、辺境の小さな町で人生を終えたのだという。祖父は何を求めて旅をしていたのか?答えを探す彼女の前に現れた二つの物語―自分は死なないと嘯き、祖父に賭けを挑んだ“不死身の男”の話、そして爆撃された動物園から抜け出したトラと心を通わせ、“トラの嫁”と呼ばれたろうあの少女の話。事実とも幻想ともつかない二つの物語は、語られることのなかった祖父の人生を浮き彫りにしていく―。史上最年少でオレンジ賞を受賞した若きセルビア系女性作家による、驚異のデビュー長篇。全米図書賞最終候補作。

 

 波 2012年9月号より 魔術的な語りと、胸を打つ真摯さ ――テア・オブレヒト『タイガーズ・ワイフ』の魅力

このような物語世界が生まれた背景には、作者オブレヒト自身の経験と、彼女を魅了した文学の伝統がある。一九八五年に旧ユーゴスラビアのベオグラードに生まれたオブレヒトは、七歳のとき、悪化しつつある紛争から家族とともに逃れ、キプロス、エジプトを経てアメリカ合衆国に移り住んだ。自分の人生を一変させたあの紛争とは何だったのか、という問いを追いかけるうちに、彼女はさまざまな戦争や紛争にも通じるような「人間の物語」を見出すことになった。それを描いていくにあたっては、ミハイル・ブルガーコフやG・ガルシア=マルケスといったマジックリアリズムの達人たちから受け継いだ幻想的な語り口が絶妙の効果を生み、ついには『タイガーズ・ワイフ』という小説として結実した。(後略)(ふじい・ひかる アメリカ文学)



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2020 / 10 / 28  18:12

【online shop】新商品のお知らせ『スラヴの十字路』

【online shop】新商品のお知らせ『スラヴの十字路』

ドストエフスキー、チャイコフスキー、ショパンのワイダ、カンディンスキーにミュシャ、そしてオシムやストイコヴィチ。みんなスラヴの人。ヨーロッパ最大の民族グループ、スラヴの素顔。

 

「日本でも人気の高いヨーロッパ。ところで、ヨーロッパ最大の民族グループは何か、ご存知だろうか。ドイツ人やイギリス人などのゲルマン民族だろうか。それともイタリア人やフランス人などのラテン民族だろうか。ともに違う。ヨーロッパ最大の民族グループは、主としてロシア・旧東欧地域に暮らす、スラヴ民族なのである。

(中略)

 スラヴの人々は文化面では日本に大きなインパクトを与え続けてきた。文学ではドストエフスキーやクンデラ、音楽ではチャイコフスキーやショパン、美術ではカンディンスキーやミュシャ、映画ではエイゼンシテインやワイダ、こうした人々の名前を思い浮かべれば、十分納得できるだろう。また、最近ではトヨタや日産など、自動車産業の進出に象徴されるように、経済的な面からもスラヴ地域は日本にとって重要さを増してきている。

 スラブ世界はたしかに、日本ではあまり知られておらず、それほど日本人の関心をひきつけてもいない。しかし、そこには知る価値の十分にある豊潤で多様な世界が広がっている。この魅力あふれるスラヴ世界を、様々なトピックを通じて知っていただこうというのが、本書の目的である。(「序章 スラヴ民族とスラヴ世界」より)」



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2020 / 10 / 21  21:45

【online shop】新商品のお知らせ『テスラ―発明王エジソンを超えた偉才』

【online shop】新商品のお知らせ『テスラ―発明王エジソンを超えた偉才』

全世界の電化を可能にした交流発電機はエジソンでなくテスラの発明であった。無線電信を発明したのも、ロボットやミサイル、コンピュータの基本法則を考えたのも。科学者にして詩人であった不世出の天才の決定版伝記。

 

「世界的天才、ニコラ・テスラの知名度が、日本でも高まってきたようである。それに伴い、現代の科学技術への多大なる貢献を再評価する者が現れるかと思えば、同じ貢献が促した産業の進歩によって心を患い、神秘に包まれたテスラの存在に救いを求めようとする者も現れてくる。以前からこの天才には、こうしたカルト的なとらえ方が宿命的になされてきた。

 ナイアガラ瀑布の水を利用して、後に全世界の電化を可能にした交流発電機は、エジソンではなくテスラの発明であった。われわれの目に触れることはないが、産業界や家庭内で多くの機械や器具の中心となって働いている交流電導モーターも、やはりテスラの発明である。無線電信を発明したのもマルコーニではなく、テスラであった。ロボット、コンピュータ、ミサイルの基本法則を考え出したのもテスラであり、これによって人工衛星やマイクロ波、核融合などへの道が切り開かれたのである。(「序文」より)」

 

20代にして交流システムを着想した不世出の天才ニコラ・テスラ(1856年7月9/10日―1943年1月7日)。J・P・モルガンなど投資家も注目した時代の寵児、詩人にしてエンジニア、食通にして名講演者、科学者にしてショーマンでもあった男の波乱万丈の生涯。クロアチア生まれのセルビア人であったために歴史の波に翻弄され、「電気の魔術師」としての知名度をエジソンに奪われ、無線の発明者の栄誉をマルコーニにとられ、事業家としての成功をウェスティングハウスに譲り、候補にあがりながらノーベル賞も逃した不遇の大天才の実像が、いよいよ明かされる。

 

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