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2020 / 09 / 24  15:17

【online shop】新商品のお知らせ『バルカン・ブルース』

【online shop】新商品のお知らせ『バルカン・ブルース』

「著者ドゥラヴカ・ウグレシッチは1950年生まれで、ザグレブ大学で比較文学とロシア語、ロシア文学を学んでいる。74年から20年近くザグレブ大学文学理論研究所に所属し、現在は「亡命者」としてアムステルダムにとどまり、作家活動のかたわら、アムステルダム大学のスラブ学教室の客員講師をしている。

(中略)

本書の原題はThe Culture of Lies、つまり『嘘の文化』である。各国語訳はその意味を言葉の迫力とともに踏襲しているのだが、わたしは、それをそのまま日本語にした場合いまひとつ鮮明な印象を与えないのではないかと思った。なぜだろうか。旧ユーゴ地域のメディアの情報操作と文化的自己破壊について、彼女は本書で繰り返し書いている。しかし、戦争こそないものの、むしろ「嘘の文化」としては日本の言論のそら寒い現状はそれ以上なのではないだろうか。だからこそ、もはや「嘘の文化」という表題では十分に内容を伝えきらないと感じるのかもしれない。著者の了解を得たうえで、あえて所収されている別の論文のタイトルである『バルカン・ブルース』のほうを選んだのはそのためであった」(訳者解題 より) 

 

バルカン半島の旧ユーゴ内戦(1990-95)のさなかに綴られた、クロアチアの女性作家によるエッセイ。

国民=民族的同一性を再生する「忘却と想起のテロル」を暴く、痛切な警鐘の書。


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2020 / 09 / 23  21:35

【online shop】新商品のお知らせ『夢遊病者たち 1 第一次世界大戦はいかにして始まったか』

【online shop】新商品のお知らせ『夢遊病者たち 1 第一次世界大戦はいかにして始まったか』

「それは20世紀最初の災厄であり、あらゆる災厄はここから湧き出した」(フリッツ・スターン)。

19世紀末から開戦までを見事に描き、異例の反響を呼んだ、第一次世界大戦研究の決定版。

 

史上初の総力戦、第一次世界大戦はどのように始まったのか。バルカン半島の紛争が未曾有の世界大戦へと展開する過程を克明に描いた本書は、歴史学の新たな扉を開いた。

 「20世紀の最初の災厄であり、あらゆる災厄はここから湧き出した」と言われるように第一次世界大戦は20世紀を決定づけ、現在の政治的危機の源流となった。だがその全貌を捉えるのは難しい。史料は膨大かつ各国の利害関係に彩られ、「史料の世界大戦」と呼ばれる状況を呈している。

 「それでもなお、1914年夏の危機の原因を追究する21世紀の読者に強い印象を与えるに違いないのは、その剥き出しの現代性のためである」(本文より)。著者クラークは、イギリス、フランス、ドイツ、セルビア、ロシアなどの多数の文書館史料を渉猟し、緻密な考証を経て、19世紀末から戦争勃発の1914年7月まで、ヨーロッパが第一次世界大戦に突入する過程を見事に浮かび上がらせる。

 原著はドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、セルビア語、中国語などに翻訳され、カンディル賞優秀賞、ロサンゼルス・タイムズ書籍賞、ヘッセル=ティトマン賞、ローラ・シャノン賞に輝いている。現在の紛争の火種がすべてここにあることを示す、第一次世界大戦研究の決定版。全2巻。

 

詳細とご注文はリンクの商品ページにて

2020 / 09 / 14  14:42

【schedule】2015年9月セルビア(ラシュカ近郊の修道院にて「アガペシロップ」づくり)を追加しました

【blog】2015年9月セルビア(ラシュカ近郊の修道院にて「アガペシロップ」づくり)を追加しました

 

キリスト教でパンはイエス・キリストの肉、ワインは血。今回のクッキングツアー最後のワークショップは、ラシュカ近郊の修道院での「アガペシロップ」作りでした。

 数日前に訪れたストゥデニッツァ(Studenica)修道院は、世界遺産ということもあり観光客への対応も備え、年間最大の祝祭日で賑やかでした。今回は田園地帯にひっそりと佇む女子修道院。バスが門に到着し、ここから先入るにあたり「許可がないかぎり撮影禁止」という指示を受け、クッキングツアーの一同に緊張が走りました。

(中略)

「アガペシロップ」とは、教会の儀式で使用されるワインのこと。それまで、ふつうの赤ワインが使われていると思い込んでいましたが、それも誤りだったようです。

人生は思い込みに満ち溢れている。。。。

 

続きはリンクのページにて

2020 / 09 / 12  23:23

【food&wine】セルビアワイン( Srpsko Vino)について ③主な栽培ブドウ品種 を追加しました

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 セルビアのブドウ品種についての調査にあたり「ブドウの品種を決定する際、人々は以前の経験に頼っていた。ブドウについての知識は口コミで伝えられることが一般的であったため、今日では誤りが見うけられる場合もある。文献を通じてブドウの品種を追跡することは、品種の名前が誤って引用されることが多く、かなり難しい場合がある」との文章に出会い、激しく共感。。。

 この地域は文字資料の出現が遅く、口頭伝承の伝統が根強いことも背景にあるのでしょう。日本語による資料も乏しいなか、英語およびセルビア語版のWikipediaやセルビア国内の果樹業者のページなど、できる限りの調べを尽くし、以下、セルビア国内で主要と思われる白ブドウ27種、黒ブドウ21種をとりあげた。

 土着品種および国内の交配品種については、歴史的な背景や品種の特性、ワインの特徴を記載した。国際品種に関しては、ほかの国でもそのワインを味わうことが可能なため写真とセルビア国内での名称、主要産地(わかる場合は)程度にとどめた。国際品種の場合は、同じ品種を国違いで飲み比べるのも一興である😊

 

続きはリンクのページにて

2020 / 09 / 11  15:35

【schedule】セルビアの雑誌『ポリティカ』(Политика / Politika)に掲載されました

【blog】セルビアの雑誌『ポリティカ』(Политика / Politika)に掲載されました

9月6日発売のセルビアの雑誌『ポリティカ(Politika)』に、自作の「バルカン弁当」が掲載されました。

 2月からの営業自粛期間中、それまで不規則だった食生活を見直し、平日の昼食はお弁当を自炊しています。もともと純粋な和食が基本というわけでもなく、Serbian Nightは開催せずともセルビア料理は食べたい。バルカン料理欠乏症を抱えつつ、SNSにアップしていた日々のお弁当がセルビアでお世話になった方の目に留まり、ご紹介くださいました。

 誌面はキリル文字によるセルビア語。自力での解読は不能でしたが、セルビア語が堪能な友人が解説してくれたところ、写真に添付した説明文をそのまま掲載してくださったようです。みなさま、ありがとうございます。


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