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2020/10/28
【online shop】新商品のお知らせ『スラヴの十字路』

ドストエフスキー、チャイコフスキー、ショパンのワイダ、カンディンスキーにミュシャ、そしてオシムやストイコヴィチ。みんなスラヴの人。ヨーロッパ最大の民族グループ、スラヴの素顔。
「日本でも人気の高いヨーロッパ。ところで、ヨーロッパ最大の民族グループは何か、ご存知だろうか。ドイツ人やイギリス人などのゲルマン民族だろうか。それともイタリア人やフランス人などのラテン民族だろうか。ともに違う。ヨーロッパ最大の民族グループは、主としてロシア・旧東欧地域に暮らす、スラヴ民族なのである。
(中略)
スラヴの人々は文化面では日本に大きなインパクトを与え続けてきた。文学ではドストエフスキーやクンデラ、音楽ではチャイコフスキーやショパン、美術ではカンディンスキーやミュシャ、映画ではエイゼンシテインやワイダ、こうした人々の名前を思い浮かべれば、十分納得できるだろう。また、最近ではトヨタや日産など、自動車産業の進出に象徴されるように、経済的な面からもスラヴ地域は日本にとって重要さを増してきている。
スラブ世界はたしかに、日本ではあまり知られておらず、それほど日本人の関心をひきつけてもいない。しかし、そこには知る価値の十分にある豊潤で多様な世界が広がっている。この魅力あふれるスラヴ世界を、様々なトピックを通じて知っていただこうというのが、本書の目的である。(「序章 スラヴ民族とスラヴ世界」より)」
著者紹介 :
嵐田 浩吉(あらしだ・ひろよし)
1963年、山形県米沢市生まれ。東京外国語大学大学院外国語学研究科スラブ系言語専攻修了。現在、新潟産業大学経済学部教授。専攻はロシア文化。著書に『オデッサ-黒海に現れたコスモポリス-』(東洋書店、2007年)、『都市と芸術の「ロシア」』(共著、水声社、2005年)等がある。
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