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【online shop】新商品のお知らせ『テスラ―発明王エジソンを超えた偉才』
全世界の電化を可能にした交流発電機はエジソンでなくテスラの発明であった。無線電信を発明したのも、ロボットやミサイル、コンピュータの基本法則を考えたのも。科学者にして詩人であった不世出の天才の決定版伝記。
「世界的天才、ニコラ・テスラの知名度が、日本でも高まってきたようである。それに伴い、現代の科学技術への多大なる貢献を再評価する者が現れるかと思えば、同じ貢献が促した産業の進歩によって心を患い、神秘に包まれたテスラの存在に救いを求めようとする者も現れてくる。以前からこの天才には、こうしたカルト的なとらえ方が宿命的になされてきた。
ナイアガラ瀑布の水を利用して、後に全世界の電化を可能にした交流発電機は、エジソンではなくテスラの発明であった。われわれの目に触れることはないが、産業界や家庭内で多くの機械や器具の中心となって働いている交流電導モーターも、やはりテスラの発明である。無線電信を発明したのもマルコーニではなく、テスラであった。ロボット、コンピュータ、ミサイルの基本法則を考え出したのもテスラであり、これによって人工衛星やマイクロ波、核融合などへの道が切り開かれたのである。(「序文」より)」
20代にして交流システムを着想した不世出の天才ニコラ・テスラ(1856年7月9/10日―1943年1月7日)。J・P・モルガンなど投資家も注目した時代の寵児、詩人にしてエンジニア、食通にして名講演者、科学者にしてショーマンでもあった男の波乱万丈の生涯。クロアチア生まれのセルビア人であったために歴史の波に翻弄され、「電気の魔術師」としての知名度をエジソンに奪われ、無線の発明者の栄誉をマルコーニにとられ、事業家としての成功をウェスティングハウスに譲り、候補にあがりながらノーベル賞も逃した不遇の大天才の実像が、いよいよ明かされる。
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