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【online shop】新商品のお知らせ 『世界の台所探検―料理から暮らしと社会がみえる 』
「たった一つだけ、いつも変わらないことがあります。それは、おいしい食事のまわりには笑顔が生まれ、にぎやかな笑い声が聞こえてくるということ。(中略)
国籍や言語が違っても、野菜の下ごしらえをしながら手つきでなんとなく会話ができて、一人の人間としてただそこにいさせてもらえる台所の片隅は、世界で一番、私の好きな場所です。
そうしておしゃべりしながら鍋をかき混ぜていると、鍋の中身や手に持った道具から、料理や台所につながる社会の様子までもが見えてくるのです。台所には、そこで暮らす人、その地域や社会の「生きること」が詰まっているのです。」(「はじめに」より)
「世界の台所探検家」として世界各地の台所をめぐっている著者が、現地の人と一緒に料理をしたり、食事をしたりして生活を体験。小さな幸せの大切さに気づく“食と旅”のエッセイ。
インド、キューバ、スーダン、パレスチナなど、約16ヵ国の笑顔あふれる食卓と、世界の家庭料理レシピ13品を収録。
気になるヨーロッパからは、オーストリア、コソボ、ブルガリア、モルドバ、ウクライナの5ヵ国のレポートと、セルビアのアイバルによく似たブルガリアのリュテニツァのレシピを掲載。海外の暮らしと文化の「リアル」をたくさんの写真とともに紹介されています。
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【online shop】新商品のお知らせ 『一度は行きたい幻想建築―世紀末のきらめく装飾世界』
「たった1冊の雑誌が私の人生を変えた。「芸術新潮」1985年10月号だった。「百花繚乱」のウィーン」という特集が組まれていて、建築家オットー・ワーグナー、画家グスタフ・クリムト、エゴン・シーレらの、驚くほど技巧を凝らした幻想的な世界がそこにあった。翌年、私はウィーンへ旅立った。
ワーグナー、オルブリッヒ、アドルフ・ロース・・・・旅先で観た、世紀末ウィーンを彩ったセゼッション(アールヌーボー)様式の建物に私は心を鷲掴みにされた。以来、毎年のようにヨーロッパへ出かけてはアールヌーヴォー建築に親しんだ。
(中略)
撮りためた36の国の400に迫る建物を選りすぐりで取り上げ、解説した。
可能な限り住所を入れたので、スマホで簡単に場所を特定でき、スクリーンで見ることもできる。この本を手に現地を訪れ、さらに新しい情報を手に入れたり、誰も知らないアールヌーヴォー建築を発掘したりする人が現れることを期待しています」(「はじめに 幻想への誘い」より)。
平坦な日々を、心躍る時間に変える魔法のしかけ
セルビアからは、巻頭に幻想的な空間に迷い込む14軒! 華麗な彫刻、美しい絵画に彩られた世界各地のすてきな建物が600カット超! 芸術家たちが創造した夢のような道端アート。
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【online shop】新商品のお知らせ 『 ノスタルジア食堂―東欧旧社会主義国のレシピ63』
発売時、内容紹介記事にさっと目を通したところ、旧ユーゴスラヴィア地域のメニューがほとんど見られなかったためスルーしていましたが、よくよくチェックしてみると、知らない名前のよく知る料理が多々!
「トルマ」「グヤーシュ」「デュヴェチ」「コリヴァ」は、名前もほぼ同じですが「サラート・オリヴィエ」「パプリカーシュ・チルケ」「シャシリク」「セーケイカーポスタ」「ブリヌイ」「オボツネ・クネドリーキ」などなど、写真とレシピを眺めてみると、あれっ、知ってる!!
まさに、テーブルに国境はなし。
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所変われば、呼び名も変わる
東欧旧社会主義国では、広範囲であるにもかかわらず、ルーツを同じくする料理がいくつも存在する。呼び名は違えど、その分布の広さには驚かされる。(本文より)
東欧から中央アジアまでの旧社会主義国で食された料理を再現したレシピ本。
当時の器やカトラリーなどで彩られた料理写真はさながら現地の食堂を彷彿させる。
陶器の産地やかつての雰囲気を色濃く残す食堂の数々を紹介する旅のコラムも満載。
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【online shop】新商品のお知らせ 『ジプシーを訪ねて』
音楽に導かれた出会い
東欧から中欧、アラブ諸国まで、祖国をもたぬ民の生きる場所へ
ロマ、ツィガーヌ、ヒターノ、マヌーシュ、カーロ、シンティ、ドム…さまざまな名で世界に拡散するジプシー。「自由の民」でも「乞食で泥棒」でもなく、国をもたぬ彼らは二一世紀の世界をいかに生きぬいているのか―ジプシー音楽に導かれた著者がバルカン~中欧~アラブ諸国へ、歴史ある集落から難民キャンプまでを訪ねた10年の記録。
ここは貧しい難民キャンプ型の集落で、100余りの家族が丘陵地にバラックを建てて暮らしている。突然1人の若者が車のカセットを鳴らし始めたのをきっかけに、あっという間にチフテテッリ(ジプシーリズム)のダンスパーティーがはじまった。・・・やがてクラリネット奏者もやってきて、ダルブッカの若者と2人による演奏がはじまった。・・・それは私のジプシー行脚の中でも特に印象深い瞬間だった。(第3章より)
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【online shop】再入荷のお知らせ『ロシア中欧バルカン世界のことばと文化』
大変お待たせしました。品切れとなっておりました「ロシア中欧バルカン世界のことばと文化」が入荷しました。
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例えばロシア・中欧・バルカン地域では、クリスマス・イヴあるいはこの日から公現祭までの毎晩、若者がグループを作ってクリスマス・キャロルを歌いながら家々を門付けして歩く風習が広く知られている。このとき歌われるクリスマス・キャロルの名称はスラヴ圏で共通の語形を持ち(ロシア語、ウクライナ語koljada、ベラルーシ語kaljada、ブルガリア語、セルビア語、クロアチア語、チェコ語、スロヴァキア語koleda、ポーランド語kolęda)、ルーマニア語、現代ギリシア語でも共通の呼称を持つ(colindă、κάλαντα)。これらの語は中世ラテン語で書く月の初旬を意味するcalendae(カレンダー calendarの語源)に由来し、calendaeの-en-がポーランド語では鼻母音ęで移されていることから、スラヴ語には共通スラヴ語がこの鼻母音を保持していた時代に借用された、と推定される」(はじめに より)
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