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【online shop】新商品のお知らせ 『東京まで、セルビア』高橋ブランカ著
旧ユーゴスラヴィアはセルビアの首都、ベオグラード大学日本語学科で山崎佳代子氏に(『ベオグラード日誌』66回読売文学賞)日本語を学び、来日。日本に帰化して18年。
日本語作家として日々研鑽怠りなく、満を持して登場!
東方正教の国セルビアで、無神論者であること、男性主導の世界で女流であること、愛すこと愛されること
持ち前の明るさと民族的ユーモア精神で、人びとの悩みや秘密、死をまで描き尽くす中短篇4作
「私の小説に登場する人物は、たまたまセルビア人、ロシア人、日本人です。言語が違っても。感情の表し方、信じている神が違っても、中身は大して変わらない人たちです。数時間の時差で彼らを起しているのは同じ太陽で、夜は彼らの隠そうとしている秘密をやはり同じ月が見下ろしています」(著者)
美しいワンピースに惹かれ、ベオグラードの道端で偶然出会ったナターリヤとアレクサンドラ。二人の女性はやがて、アレクサンドラの息子ミハイルを介して家族になった。まったくちがう生き方、信仰のあり方。ナターリヤは信仰深いが、アレクサンドラは神を信じず、妻のいる美術家と愛人関係を持っている。そんな二人は対話を通じておたがいを認め合い、同時に悩むが、ある時家族に転機が訪れ…。
ナターリヤのウラジオストクの親友への手紙と、ナターリヤとミハイルの日記の形式をもちいてある家族のゆくえを描く中篇『選択』と、セルビア語で書かれ出版された『月の物語』(クラーリェヴォ作家クラブ賞受賞、2015年)から珠玉の連作短篇3作を収録。
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【online shop】新商品のお知らせ 『メディアとしてのミュージアム』町田小織(編)
あなたはこの1年間にミュージアムへ行きましたか?
本書は2021年3月に刊行されるので、すぐに手に取ってくださった方にとっては、2020年4月からの1年を指します。新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されたのが2020年4月7日。本書の主題であるミュージアムが一斉に休館となった頃から1年となると、その後開館されたとはいえ、以前ならばミュージアムに足を運んでいた人も、行っていないかもしれません。
本書を手に取るタイミングは人それぞれでしょう。その瞬間を過去1年間ふり返ってみてください。どこのミュージアムへ行ったのか、何の展覧会だったのか、誰と一緒だったのかなどを思い出してみましょう。
(中略)
各章のテーマにあわせて、編者である町田小織がコラムを執筆しています。対象地域に偏りがありますが、各章とあわせてお目通しいただければ幸いです。
本書は各執筆者がいま(2020年~2021年)だからこそ書き残したい、というテーマに溢れています。100年に1度といわれるパンデミックを経験し、あらためてミュージアムとは何か、beyondコロナのミュージアムとは何かを考えました。刻々と変化する状況の中、「コロナ禍にこんなことを考えていた」という記憶を、後年振り返ることができるよう、記録していおきたいと思います。(「序章 メディアとしてのミュージアム」より)
「ミュージアムは覚醒する」樺山紘一(印刷博物館館長・東京大学名誉教授)
「つむぐ」「つくる」「つなぐ」「つどう」「つかう」という5つのキーワードをもとに、現代のミュージアムの在り方を再考する。
【東洋英和女学院大学社会科学研究叢書9】
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【online shop】新商品のお知らせ 『そこから青い闇がささやき ─ベオグラード、戦争と言葉 』山崎佳代子著
「最初は、死者が名前で知らされる。それから数になる。最後には数もわからなくなる…」。旧ユーゴスラビア、ベオグラード。戦争がはじまり、家、街、友人、仕事…人々はあらゆるものを失っていく。そして、不条理な制裁と、NATOによる空爆がはじまった。日本への帰国を拒み空爆下の街に留まった詩人が、戦火のなかの暮らし、文学、希望を描くエッセイ集。
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【online shop】再入荷のお知らせ 『東欧怪談集』沼野充義編
ご好評につき、品切れとなっていた『東欧怪談集』が再入荷しました。
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西方的形式と東方的混沌のはざまに生まれた、未体験の怪奇幻想の世界へようこそ。ポーランドの異才ポトツキ、ノーベル文学賞受賞のイディッシュ語作家シンガー、ルーマニアの宗教学者エリアーデの異色作に加え、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、セルビア、マケドニア、ロシアなど、各国の怪作や本邦初訳の作品も収録。原語から訳された贅沢な文庫オリジナル・アンソロジー!
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【online shop】再入荷のお知らせ 『 バルカン―「ヨーロッパの火薬庫」の歴史』マーク・マゾワー著、井上廣美訳
ご好評につき、品切れとなっていた『バルカン―「ヨーロッパの火薬庫」の歴史』が再入荷しました。
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南東ヨーロッパに位置するバルカン半島。オスマン帝国時代、住民の多くを占める正教徒たちは平和裡に暮らしていた。19世紀、帝国が衰退すると、彼らは民族意識に目覚め、ギリシャ、セルビア、ブルガリアなどが独立を果たす。だがそれら新興国家に待ち受けていたのは、欧州列強の思惑と果てなき民族対立だった。ユーゴ紛争とともに20世紀が終わるまでを描いた、いま最も注目される歴史家の名著を翻訳。監修・村田奈々子。
20世紀初頭、「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれたバルカン半島。東ローマ帝国、オスマン帝国、オーストリア・ハンガリー帝国の支配下で、宗教と民族が複雑に絡み合った結果、帝国崩壊後に、民族同士が激しく対立することになった。本書は、1453年、オスマン帝国によって東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルが陥落して以降の歴史をあつかう。いま最も注目されている歴史家M・マゾワーのベストセラーを翻訳。
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