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2019 / 04 / 09  18:29

【works*blog】セルビア料理と民族舞踊でイースターを祝う会 を追加しました

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4日6日は「セルビア料理と民族舞踊でイースターを祝う会」で料理を担当しました。

この会は昨年12月の「セルビアの音楽と料理を楽しむ会」に続くカフェジョルジュでのセルビアイベント第2弾。今回のテーマは民族舞踊とイースター。民族舞踊の普及に多大な貢献をされている丸山希代子さんに、旧ユーゴスラヴィア時代からのセルビアとの交流や当時の思い出、2014年にブランコ・ツヴェトコヴィッチ舞踊団の来日時にドキュメンタリー映画を製作された後調正則さんからは制作秘話などのお話しいただきました。

また、写真は一部を除き、今回お手伝いいただいた きもの写真家、岸千鶴さん撮影のものを使用しています(素敵な写真ぞろいで絞り切れず、いつもより画像が多めです)。

 

料理は『イェレナと学ぶセルビア料理』より、「スラヴァのごちそう」の章に掲載されたメニューを中心に、イースターにちなんだ卵料理もプラスしました。イェレナの料理を忠実に再現するよう細心の注意を払うため、美食の国のセルビアでは当たり前に手に入るが日本では高価な食材を使用し、ふだんは最初からメニューに載せることを諦めている料理をつくるきっかけになりました。そのうえ、手順が慣れに流されてないかひりひりと神経を研ぎ澄せましたが、初心に返る有難い機会でした。

 

オープン前に小田急線遅延の知らせをうけ、お客様の到着を案じる場面もありましたが、運よく開始時間のタイミングにほとんどのみなさまが到着。

ぱっと集まり、宴のあとは輪になって踊り春を祝い、さっと散って静寂が戻ったひとときの夢のような宵。

帰宅後もしばし余韻にひたりました。

続きはリンクのブログで

2019 / 04 / 04  22:55

【works*blot】Serbian Night @渋谷コラボカフェ Vol.7 を追加しました

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おかげさまで3月のSerbian Night@渋谷も無事終了。

いろいろな場所で出張を重ね、渋谷に戻ってお客様に会うとほっとして「あぁ今月も頑張ったなぁ」と、リズムを感じるようになりました。いつもありがとうございます。

 

有難いことに満員御礼の今月も、リピーターとはじめてのお客様がほぼ半々。4人掛け、2人掛けなどにすれば席数を増やせるのですが、テーブルを囲んだそれぞれが大皿から分かち合うスタイルは、さしずめ「同じ釜の飯を食べる」ようなもの。初対面のお客様たちが、もとからの仲間同士のように肩を寄せ合い帰っていかれる空気は、生まれなくなってしまいそう。

満員御礼が続くようになったら、席数ではなく回数を増やす方向で考えています。

パンや肉のポーションサイズも、日本人にあわせて試行錯誤しましたが、現地のサイズで、というお声も高く、今年からバルカンサイズに戻してご好評をいただいています。ですよね、そのほうが味がいい。つくった後から日本人サイズに切ればいいんだし。どうして先に気付かなかったんだろう(笑)

 

新しくSerbian Nightのパンフレットもつくりました。

お客様の声と自分のやりたいこと、できることを重ねながら、これからも進んでまいります。

 

 

 Serbian Night渋谷の会場は、渋谷駅から徒歩7分のコラボカフェ。青山通り沿い、イタリア専門旅行会社右隣の青山台ビル地下。急な階段を降りたつけ麺やさんの奥です。 

高校2年から社会人のはじめの数年間、仕事が忙しくなるまでは宮益坂の英会話学校に通っていたので、もともとあのあたりはホームグラウンド。

宮益坂から青山通りにかけ、かつて洋書や洋雑誌を探しに通った古本屋が何軒もあり、まさかまたここに戻ってくるとは、と、感慨を深くしています。

 

 

今月のメインディッシュLeskovčka mućkalica(レスコヴァツ地方の土鍋焼き)は、誕生月なので、自分の好きなものをつくろうという理由でチョイス(笑)

それに、月初の「サラエヴォごはんを楽しむ夕べinココシバ」で好評をいただいたBegova čorba(族長のスープ)に、マケドニアワインをあわせ、旧ユーゴスラヴィア南部のテーブルに。

デザートがクッキーだったので、すこし物足りない?ということで、デザートワイン代わりにミード(蜂蜜酒)を持参しました。

続きはリンクのブログで

2019 / 04 / 02  22:33

Serbian Night @渋谷コラボカフェ Vol.8~セルビアにカンパイ!~ 開催のお知らせ

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日時:5月19日㈰11:30-15:00
   11:30-13:00 Grand Socco 展示販売&受注会(出入り自由)
   13:00-15:00 Serbian Night ランチコース5,000円
         (ワインつき・要予約) 
主催:Serbian Night、Grand Socco
場所:渋谷区渋谷2丁目9−10 青山台ビル B1F
   (地図URL

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5月のSerbian Nightは、昨年秋からあたためていた企画が実現。
セルビアで手刺繍のバッグやインテリアファブリックなどを中心に制作しているGrand Soccoとの共同開催です。

セルビアのカファーナをイメージした店内で、11:30からはGrand Soccoの展示販売&受注会。セルビアのハーブティとお茶菓子をどうぞ(キャッシュオンとなります)。

13:00からは、10名様限定のワイン付きランチコースでカファーナメニューをお召し上がりください(要予約)。

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「GRAND SOCCO」について
「udruženje(アソシエーション)・GRAND SOCCO」は
2016年4月にセルビアの公的機関に認められた正式なアソシエーションです。日本人×セルビア人のアイデアを出し合いながら、セルビアの伝統手工芸のテクニックを生かし、魅力のある作品を作っていくことを目的としています。また産業の少ない地方の女性や、身体障害者の人たちがモノ作りを「仕事」として成り立っていける環境づくりを目指しています
Grand Socco Facebookページ

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GRAND SOCCOオリジナル代表作「セルビアンガールズバッグ」
2015年7月からはじめた最初のモチーフ。ランチョンマットからスタートし、トートバッグと成長しました。2019年4月には「セルビアンガールズバッグ・モダンバージョン」もデビューします。

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「AKIMI FUKUZAKI(福嵜 明美)」
アソシエーション・GRAND SOCCO代表。
2013年10月旧ユーゴスラビアの歴史に興味をもち、旅行者として訪問。その際、旧ユーゴスラビア伝統の靴下「チャラペ」にはまり、サラエボで路上女性を集めて靴下作りを開始。その翌年2014年1月にセルビアを訪問し、セルビア人の魅力にとりつかれるのと、偶然の出会いが重なり2014年9月セルビアに住むことを決意して移住。

2007年よりアフリカ・モロッコでモロッコ人とモノ作りをスタート
異文化の中で外国人と一緒にモノを作っていくことで、文化や習慣の違いを超えて気持ちが通じ合える魅力にはまりました。異なった考え文化を融合して、楽しく素敵な商品を作っていくことを目標としています。
そして、その過程を商品とともに伝えていきたい!
そんな思いで活動しています。

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◆Serbian Night (限定10名ご予約制):

セルビアのカファーナをイメージしたランチコース
(ワインつき 5.000円)
メニューは決まり次第順次お知らせしていきます。

※リンクのチケットサイトよりご予約ください。

最新情報はFacebookイベントページでもご覧いただけます。

2019 / 04 / 01  15:22

【デザート担当】セルビアワインとデザート&鹿児島牛ステーキを愉しむゆうべ 開催のお知らせ

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日時:6月28日㈮19:00-21:30

主催: 国登録有形文化財 二木屋、株式会社Makoto Investments

共催:セルビア日本音楽交流推進の会、Serbian Night

場所:埼玉県さいたま市中央区大戸4-14-2 国登録有形文化財 二木屋

   ワイン有(お土産セルビア料理本)付 14,000円(税・サービス料込)

   ワイン無(お土産セルビア料理本)付 11,000円(税・サービス料込)

 

詳細はFacebookイベントページにてご確認ください

お申込み先: (株)Makoto Investments 運営事務局 リンク・03-5579-8020

 

2019 / 03 / 30  23:46

【works*blog】プライベート・シェフ出張 を追加しました

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 いままでも気仙沼でセルビア料理を作ったことはあるけど、あのときは唐桑御殿『つなかん』に泊まり込みでお手伝いをしている間のことでした。今回は実質初めての泊りがけの出張へ。

 

きっかけは、ホームページ経由で「セルビア人のお客様をお迎えするにあたり、歓迎の意をこめたおもてなしをしたいので●●県まで出張願えますか」という趣旨のお問合せ。遠方のため冷凍便を先方で解凍調理いただくことも考えましたが、そもそもセルビア料理を見たことがない方にお送りしても、不親切なだけ。

初めての土地でしたが文面からとても大切な場であること、真摯なメールの対応もあり、旅費を負担いただけるのでしたら、ということでお引き受けしました。

 

急な依頼に不安もありましたが、ラキヤとアイヴァル、ヴェゲタがあれば何とかなるんじゃないかと、間違いのない範囲でできるメニューをお見積もり。七つ道具をかついで行ってきました。

 

ご依頼主はセルビアへの旅行経験もお持ちで話が早く、セルビアンナイトのメニューブックとイェレナの料理本を元に当日メニューの微調整。

魚のスープを肉のスープに。野菜料理を一品増やし、会場の担当者と翌日の段取りを打合せ。

必要不可欠なスパイスなどは持参していましたが、それ以外の食材の仕入れにお付き合いいただき、翌日のランチの準備のめどがつきました。

あとは明日に備えて旅の疲れをとることに専念。早寝するに限ります。

 

会場は休業日の焼き肉店。

9時入りして、店舗のスタッフにもお手伝いいただき準備開始。スープに使う肉は店のかたまり肉からメニューにあう部位を切り分けていただき、チェヴァピも遠赤外線の機器で焼くという、夢にもみたことがないような贅沢さ。

 

テーブルセッティングは、あえてお座敷席を、いつものように、でも、お箸を並べてセッティング。

日本人にも、セルビア人にも馴染みがありつつも、ちょっぴりエキゾチックな部分を残すように考えました。 


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