food&wine/料理とお酒

Medovina 2014 Belobog, Serbia
品名:メドヴィーナ(Medovina)品種:アンズ、ひまわりハチミツ アルコール度数:26% つくり手:ベロボーグ(Belobog) 原産国:セルビア

Vilijamovka 2014 Belobog, Serbia
品名:ヴィリヤモヴカ(Vilijamovka)品種:ウィリアムズ種の洋ナシ アルコール度数:40% つくり手:ベロボーグ(Belobog) 原産国:セルビア

Loza Vinarija Aleksandrović, Serbia
品名:Loza(ロザ)品種:ブドウ アルコール度数:42% つくり手:アレクサンドロヴィッチ・ワイナリー(Vinarija Aleksandrović) 産地:オプレナッツ(Oprenac) 原産国:セルビア (輸入元:おりがみ東京)

Trijumf Grappa Vinarija Aleksandrović, Serbia
品名:トリアンフ・グラッパ(Trijumf Grappa) 品種:ソーヴィニオン・ブラン(Sauvignon Blanc)85% , ピノ・ブラン(Pinot Blanc) & リースリング(Riesling)15%、アルコール度数:45% つくり手:アレクサンドロヴィッチ・ワイナリー(Vinarija Aleksandrović) 産地:オプレナッツ(Oprenac) 原産国:セルビア

Slivovitz Imperian Winery, Serbia
品名:シロヴィッツ(Slivovitz) 品種:プラム アルコール度数:40% 作り手:インペリアン・ワイナリー(Imperian Winery) 原産国:セルビア

Biljni čaj(ビリィニ・チャイ) / ハーブティー
セルビア産ハーブティ。
左からラベンダー(Lavanda)、ハイビスカス(Hibiskusa)、ブルーマロウ(Plavi sljez)をご用意しています。

Domać voćni sirup(ドマチ・ヴォチニ・シラップ) / 自家製フルーツエード
Serbian NightでアルコールNGのお客様には、ハーブティや果実シロップの炭酸水割りをお出ししています。
写真はほろ苦さが食事にもあう夏蜜柑&ミントソーダ。
ジンジャエールやプラムなど、季節ごとに自家製しています。

Bagrina(バグリーナ)《中央ヨーロッパの土着品種》
セルビア、ブルガリア、ルーマニアで栽培された非常に古いバルカン品種。ネゴティン渓谷のいくつかの古い畑の砂地の斜面で忘れられかけていたが、近年の土着品種の見直しにより再発見された。
【主な産地】

Crna Tamjanika(ツルナ・タミヤニカ)《中央ヨーロッパの土着品種》
【別名】
=クラィンスク・タミヤニカ(Krajinsk Tamjanika)=ムスカット・ルザ(Muskat Ruza)=ムスカット・デ・ロゼ・ノワール(MUSCAT DES ROSES NOIR)
黒いマスカット種は世界的にも珍しく、ネゴティン地区の、わずか50haほどで栽培されている稀少な品種である。中世にこの地域で栽培されたという記録が残っているが、南フランスから19世紀のはじめにセルビア西部のネゴティン渓谷に導入されたという説もある。ほんど消滅しかけていたが、近年の土着品種のみなおしで農地が回復された。
非常に高い糖度を持ち、ワインには残糖分が残る。バラ、チェリーの豊かな香りと、特徴的なナツメグの香りが豊かな、なめらかで強い味わいの、やや甘口のワインを生み出す。すぐれた品質の赤ワインで、過去にはティトー大統領のお気に入りであったという伝説をもつ。
【主な産地】

Fetească Neagră(フェテアスカ・ネアグラ)《中央ヨーロッパの土着品種》
ルーマニアの古い植物相変種-モルドバのブドウであり、「黒い乙女」という意味の名前を持つ。ボルドー・タイプのブレンドに使われることが多く、12〜14%のアルコール含有量、濃い赤色、ルビーの色合い、熟成に伴ってより豊かで滑らかになる黒スグリの風味を持つ、ドライ、セミドライ、または甘いワインを生み出す。
【主な産地】
バナト地方

Furmint(フルミント)《中央ヨーロッパの土着品種》
【別名】
=モスラヴァッツ(Moslavac)=シポン(Shipon)
中欧および東ヨーロッパで主に生産されている。ハンガリーのトカイに使用される品種として有名である。豊かな香りと高いアルコール度数が特徴で熟成に適している。

Kadarka(カダルカ)《中央ヨーロッパの土着品種》
【別名】
=スカダルカ(Skadarka)=ブラニチェフカ(Braničevka)=チェテレシュカ(Četereška)
17世紀後半にセルビアの総主教アルセニエ3世(Arsenije III Čarnojević)によってルーマニアとハンガリーの国境地帯にもたらされた。19世紀にはムラヴァ地方で広く栽培されていたが、第二次世界大戦後、国際品種の出現によりカダルカの栽培面積は激減した。
ワインは非常に飲みやすく、調和が取れており、チェリーのマイルドな味わいを思わせる芳香をもつ。果実味が豊かで、芳香を持ち、その洗練された風味が高く評価されている。乾いた良い年にはタンニンが濃く、どっしりとした赤ワインが作られるが、悪い年には果実が傷みやすく、白ワインに加工される。
【主な産地】

Kosmopolita(コスモポリタ)《セルビアの交配品種》
Cserszegi füszeres × Kristaly の交配種。
ハンガリーとセルビアの共同研究で作成された。果実は丸いピンク色で、皮は厚い。収穫期は8月中旬。繊細なナツメグの香りを持つ上質な白ワイン。
【主な産地】
バチカ地方

Mézes Fehér(メーゼス・ヘーフェル)《中央ヨーロッパの土着品種》
かつて中央ヨーロッパで広く普及し、主に混合栽培で栽培されていた。メーゼス(Mézes=ハンガリー語で「蜂蜜」)という名前は、ブドウの糖度の高さに由来していると考えられるが、ハンガリーでは現在はほとんど栽培されていない。たいへん甘い白ブドウで、オレンジワインもつくられている。

Muskat Krokan(ムスカット・クロカン)《中央ヨーロッパの土着品種》
この品種によるデザートワインのベルメット(Bermet)には、20種類以上のハーブとスパイスを加えられ、独特の芳醇さと濃い黄金色が出ることで知られる。
ムスカットクロカンは、スレムスキ・カルロヴツィ(Sremski Karlovci)の地域の伯爵であり領主であるリポット・ロホンチ(Lipot Rohonczy)によりフランスから紹介された(一説によると、アルジェリア賭けに買って新芽を受け取ったとも言われている)。いくつかの場所に植えられたが、ビセルノ・オストロヴォ(Biserno Ostrvo「真珠島」という意味)と呼ばれている区画でのみ根づいたといわれている。地所の一部に、現在も存在する小さな城とワインセラーを建て、息子のギデオン・ロホンチ(Gedeon Rohonczy)はブドウ栽培とワインの生産を続けた。当初は自家用と特別な贈り物に限定されていたが、後にマスカットクロカンの名前で販売したワインはブダペスト、ロンドン、その他のヨーロッパ市場で販売され人気を博した。第二次世界大戦後、この財産はロホンチの相続人から没収され、「ソコラック」がブドウ畑を継承し、政治家に愛された。
【主な産地】
スレムスキ・カルロヴツィ(Sremski Karlovci)の「ビセルノ・オストロヴォ(Biserno ostrvo)区画」のみ