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Sitni Kolaci / プチデザート

Raffaello / ラファエロ

"ラファエロ"はヨーロッパ全土で愛されているお菓子。わたしもまさか自分で作れるなんて思いもせず、輸入食材のお店で買っていましたが、セルビアやクロアチアでは手作りするそうです。

習ってみれば意外とシンプルなレシピ。ココナッツとスキムミルク、砕いたクッキーを小鍋で温めながら混ぜたのちに冷やして丸めます。
ホワイトチョコレートかと思いきや、カカオが入らないアーモンド入りのココナッツボールです。


Kourampiedes / 三日月クッキー

ヨーロッパ各地に三日月形のクッキーでクリスマスを祝う風習がありますが、こちらは”クランビエデス”はギリシャ伝統のレシピ。

ショートブレッドのようなさくさくとした生地にアーモンドとメタクサというギリシャのリキュールをたっぷり焼きこんでいます。

Čupavci / チュパヴツィ

”チュパヴツィ”はスポンジケーキをチョコレートソースに浸してココナッツをまぶしたセルビアのお菓子。スポンジを「美味しくなーれ」と、たぷたぷ浸して作るのがのが楽しい。

オーストラリア発祥のラミントンというお菓子に似ているということですが、日本のにもこういうのありますよね。駄菓子を思い起こすような、ちょっと懐かしい味がします。

vanilice / ヴァニリツェ

”ヴァニリツェ”は、「可愛い!つくってみたい!!」とセルビア旅行でひとめ惚れしたジャムサンドクッキー。

小さめで厚みのあるクッキーを粉糖で白くコーティングして、アンズジャムを挟むのがスタンダード。中のジャムを見せるよう上段を、☆など様々な形でくりぬいたものも多くみられます。

 

クッキー生地には胡桃やアーモンドのパウダーを練り込み、ヨーロッパ各地にみられるサクサクした食感の月型のクリスマスクッキーに似ています。この可愛らしさはバルカン半島の文化ならでは、なのかもしれません。

Orasnice / メレンゲとクルミの焼き菓子

"オラスニツェ”は、セルビアでとても人気のある胡桃のクッキーです。

ほとんどの場合三日月形に象られていますがセルビアンナイトでは”グランビエデス”というギリシャのクッキーが先に人気が出てしまったのでボタン型となりました。

ゴツゴツとした見かけは、粗く刻んだ胡桃。セルビア人の大好きなメレンゲをベースに、わたしはこちらも粗く砕いたクッキーとあわせて焼いたています。

メレンゲのサクサクふんわりとした食感と、ナッツとクッキーのゴツゴツが日本にありそうでなさそうな、ちょっと懐かしい味のクッキーです

Ratluk / ラトゥルク

セルビアでコーヒーといえばトルココーヒー。そして、脇に必ずと言っていいほど小さなお菓子が添えられて出てきます。

そのコーヒーのお茶請けの代表的なものが、この”ラトゥルク”。発祥地のトルコでは「ロクム」と呼ばれる砂糖とナッツを澱粉で固めたお菓子です。

 

英名は「ターキッシュディライト」といい、イギリスのファンタジー小説「ナルニア国物語」では重要な役割を担っています。

「ライオンと魔女」で主人公ルーシーの兄、エドマンドが冬の魔女に望みのものを尋ねられ、魔法で出されてダークサイドに堕ちたお菓子。

翻訳本の初版当時日本で馴染みがなかったため「プリン」と訳されましたが、個人的には「ゆべし」と意訳してもよかった気がします(笑)

 

トルコではピスタチオやデーツ入りのものが主流のようですが、セルビアではバラやレモン風味が人気のようです。

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