food&wine/料理とお酒

Stini Kolači / 小さいお菓子

Bajadera(バヤデーラ)/ ウォールナッツサンドチョコレート

クロアチアのお土産スイーツとして有名なバヤデーラは、旧ユーゴスラヴィア地域全体で人気です。クラッシュ(Kraš)社の高級チョコレートには、ヘーゼルナッツとアーモンドクリームがサンドされています。

セルビアでは、ビスケットと胡桃、チョコレートを使ってつくり、お祝いの席などで欠かせない定番のお菓子です。さすが食に関して恐るべきマメさを発揮するセルビア人。ホームメイドの場合は焼かずに仕上げるため、フレッシュな香りと食感が特徴です。

材料:

ビスケット、クルミ、砂糖、バター、チョコレート

 

 

Orasnice(オラスニツェ) / クルミのメレンゲクッキー

"オラスニツェ”は、旧ユーゴスラヴィア地域伝統的のメレンゲ菓子。粗く刻んだ胡桃を贅沢に焼き込んでいます。メレンゲのサクサクふんわりと、ナッツのゴツゴツした食感でコーヒーの友に最適。日本にありそうでなさそうな、ちょっと懐かしい味のクッキーです。

材料:

卵、砂糖、クルミ

Kolač Sa Makom(コラチ・サ・マコム) / ポピーシード・ケーキ

ずしっと思いケシの実がぎっしりのケーキはセルビアのローカルフード。友人が現地の友達の自宅でご馳走になった思い出の料理です。ぜひまた食べたいとのリクエストにより、レシピを探して再現しました。

セルビア人の大好きな、本体はメレンゲ、トッピングが玉子の黄身とチョコレートという贅沢レシピです。

材料:

【ケーキ】バター、砂糖、卵、ポピーシード、レーズン、シナモン、レモン果汁

【トッピング】チョコレート、バター

Kolač sa višnjama(コラチ・サ・ヴィスニャマ) / サワーチェリーケーキ

セルビア名産のサワーチェリー(モレロチェリー)は真っ赤に実り、爽やかな酸味が特徴です。一般的なサクランボ(trešnja)とは違う、ヴィスニャ(višnja)という特別な名前を持っています。ケーキにたっぷり閉じ込めて、さっくりと焼きあげました。

材料:

小麦粉、砂糖、サワーチェリー、植物油、卵、牛乳、ベーキングパウダー、バニラエッセンス

Ledene kocke(レデネ・コツケ)/ チョコレートとミルクカスタードのキューブケーキ

お客様から「(故郷セルビアのケーキのなかで)これがいちばん好き」と聞いたのがこのケーキ。ミントやオレンジで香りづけされた清涼感から、セルビア語で「アイスキューブ」という意味”Ledene kocke(レデネ・コツケ)”と名付けられているそうです。

一見、日本でもよく似たお菓子がコンビニスイーツの棚に見かけそうですが、手元で眠っていたレシピで久しぶりに作ってみると似て非なる美味しさ。手作りならではの、ココア生地とミルクカスタードが、ほっこり優しいケーキです。

材料:

牛乳、砂糖、小麦粉、バター、バニラエッセンス、卵、ココアパウダー、ベーキングパウダー、植物油、オレンジ果汁、チョコレート

vanilice(ヴァニリツェ) / ヴァニラクッキー

”ヴァニリツェ”は、小さく厚みのあるクッキーを粉糖で白くコーティングして、アンズジャムを挟むのがスタンダード。クッキー生地には胡桃やアーモンドのパウダーを練り込み、ヨーロッパ各地にみられるサクサクした食感の月型のクリスマスクッキーに似ています。この可愛らしさはバルカン半島の文化ならでは、なのかもしれません。

材料:

バター、砂糖、卵、小麦粉、クルミ、アーモンド、レモン果汁、バニラエッセンス、フルーツジャム

Linzer Keksi(リンツァー・ケクシ) / リンツのビスケット

中のジャムを見せるよう上段を♡、☆など様々な形でくりぬかれ、「可愛い!つくってみたい!!」とベオグラードの街角でひとめ惚れしたクッキーは、オーストリアの都市リンツが発祥。もともとは、リンツァートルテというパイの生地をクッキーの形に焼いたことがはじまりということです。色とりどりのジャムを間にはさみます。

材料:

バター、砂糖、卵、小麦粉、クルミ、アーモンド、レモン果汁、バニラエッセンス、フルーツジャム

Raffaello / ラファエッロ

"ラファエロ"はヨーロッパ全土で愛されているお菓子。わたしもまさか自分で作れるなんて思いもせず、輸入食材のお店で買っていましたが、セルビアやクロアチアでは手作りするそうです。

レシピはシンプル。ココナッツとスキムミルク、砕いたクッキーを小鍋で温めながら混ぜたのちに冷やして丸めます。ホワイトチョコレートかと思いきや、カカオが入らないアーモンド入りのココナッツボールです。

材料:

砂糖、ココナッツパウダー、スキムミルク、マーガリン、アーモンド、ビスケット、バニラエッセンス

Ratluk(ラトルク)/ ターキッシュ・ディライト

セルビアでコーヒーといえばトルココーヒー。そして、脇に必ずと言っていいほど小さなお茶請けのお菓子が添えられて出てきます。その代表がラトルク。発祥地のトルコでは「ロクム(Lokum)」と呼ばれ、語源は、アラビア語で「のどの渇きを潤す」という意味だそう。英名は「ターキッシュディライト」といい、イギリスのファンタジー小説「ナルニア国物語」では「ライオンと魔女」の主人公ルーシーの兄、エドマンドが冬の魔女に魔法で出されてダークサイドに堕ちたお菓子。日本での初版当時は馴染みがなかったため「プリン」と意訳されましたが、個人的には「ゆべし」と意訳してもよかった気がします(笑)14-15世紀から愛され続け、トルコではピスタチオやデーツ入りのものが主流のようですが、セルビアではバラやレモン風味が人気。刻んだクルミを入れるのもお勧めです。

材料:

砂糖、レモン果汁、コーンスターチ、クリームタータ、ローズエッセンス、食紅

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