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【online shop】新商品のお知らせ 『東欧怪談集』沼野充義編
西方的形式と東方的混沌のはざまに生まれた、未体験の怪奇幻想の世界へようこそ。ポーランドの異才ポトツキ、ノーベル文学賞受賞のイディッシュ語作家シンガー、ルーマニアの宗教学者エリアーデの異色作に加え、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、セルビア、マケドニア、ロシアなど、各国の怪作や本邦初訳の作品も収録。
「自分でも東欧やロシアに何度か出かけ、現地で『怪談集』のための資料を補充する機会もあったし、また、1991年にまる1か月アメリカ合衆国に滞在したときには、ハーヴァード大学の巨大な図書館で足を棒にしてスラヴ文学関係の棚を隅から隅まで調べることもできた。ただし、そのときわかったのは、東欧に的をしぼったこの種のアンソロジーは欧米にも―少なくとも調べることのできた範囲では―まったくないということだった。(中略)
まず、ここに収められた26編の作品のうち、19編までもが、本書のために初めて訳されたものであり、しかも収録された作家の大半は、日本語に訳されること自体、今回が初めてである。その意味では、本書は文庫版とはいえ、実質的にはまったく新しいオリジナル・アンソロジーであることを強調しておきたい。(編者あとがき より)
ご注文と詳細はリンクの商品ページよりどうぞ。
【food & wine 】Humus(フムス)/ ヒヨコ豆のペースト を追加しました
中東料理のフムスは、バルカン半島でも人気の前菜です。伝統的なアラブのレシピにパプリカパウダーを加えて、セルビア風に。
詳しい作り方はリンクのページをご覧ください
【food & wine】Ratluk(ラトルク)/ ターキッシュ・ディライト に作り方を追加しました
セルビアでコーヒーといえばトルココーヒー。そして、脇に必ずと言っていいほど小さなお茶請けのお菓子が添えられて出てきます。その代表がラトルク。発祥地のトルコでは「ロクム(Lokum)」と呼ばれ、語源は、アラビア語で「のどの渇きを潤す」という意味だそう。英名は「ターキッシュディライト」といい、イギリスのファンタジー小説「ナルニア国物語」では「ライオンと魔女」の主人公ルーシーの兄、エドマンドが冬の魔女に魔法で出されてダークサイドに堕ちたお菓子。日本での初版当時は馴染みがなかったため「プリン」と意訳されましたが、個人的には「ゆべし」と意訳してもよかった気がします(笑)14-15世紀から愛され続け、トルコではピスタチオやデーツ入りのものが主流のようですが、セルビアではバラやレモン風味が人気。刻んだクルミを入れるのもお勧めです。
詳しい作り方はリンクのページをご覧ください。
【food & wine】Kiseli Kupus(キセリ・クプス)/ 発酵キャベツ を追加しました
キセリ・クプス(Kiseli Kupus)はバルカン半島でキャベツの収穫期である夏の終わりから秋にかけてにつくられる保存食です。そのままサラダとしても食されますが、披露宴の定番であるスヴァドバルスキ・クプス(Svadbarski kupus)、ロールキャベツのサルマ(Sarma)、ポドヴァラック(Podvarak)などにも使われ、冬の味覚の代表的な食材です。
通常は大ぶりの樽型の容器に丸ごとのキャベツと塩で漬け込みます。キャベツが持つ糖分の乳酸発酵を利用するため、千切りを酢漬けするドイツのザワークラウトとは似て非なる食品です。使用するキャベツは葉が薄く、固く結球する品種が適しています。
詳しい作り方はリンクのページをご覧ください。
【blog】2021年6月 S様お誕生日パーティ を追加しました
幸運にもご縁をいただき、今月もお誕生日パーティへ出張料理。時節柄アルコールの提供を控えたり、密を防ぐため準備のみで退出したり、もろもろの制約はありますが、笑顔あふれる幸せなひとときのお手伝いをさせていただきました。
先月はまぶしいティーンエイジャーのバースデイでしたが、今月はこの春まで大学で教鞭をとっておられた人生の先輩世代。
S様、貴重な機会をありがとうございました。新しい門出のスタートに、さらなるご活躍をお祈りします。
メニュー詳細はリンクのブログにて
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