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【food & wine】Potica / ポティツァ に作り方を追加しました
"ポティツァ"は、1991年にユーゴスラビア連邦から独立したスロベニア共和国で、クリスマスやイースター、親族の祝いの席などにつきものの伝統菓子です。胡桃とハチミツでつくられたフィリングを生地で巻き込んだ"povitica" あるいは"potica"という名の菓子が記された17世紀の文献もあるそうです。名前の由来となった菓子型はイエス・キリストの冠を象っており、正式なポティツァ型は底が平らです。
詳しい作り方は、リンクのページをご覧ください。
【online shop】新商品のお知らせ『地図で読む世界史 』 柴 宜弘 著
「本書の構成は、一冊をとおして時代を追う通史とはなっていない。各章それぞれが異なったテーマを扱っており、個々の項目は前後の項目に依存しない完結したものである。そのため、読者は興味のおもむくままどこから読んでもかまわない。
また、各記事は小品ともいえる短さであるが、気鋭の執筆者によって、短さの中にも必要十分なエッセンスが凝縮されており、読者は短時間で歴史について深く理解することができるだろう。
本書にはまた、その書名がしめすとおり地図が大きな特徴である。歴史と地図は不可分な関係にあり、歴史的な出来事は地図上に表現されることでより深くその意義が理解できる。しかしそれも、地理的な感覚が曖昧だと難しい。本書では、歴史地図でありながら、原則として現在の国境を入れてある。国境線は、現在の視点から歴史を見直す際に一定の指標となるだろう。加えて、地図上に現れる古い地名には、現在の地名が併記されている。」(「まえがき」より)
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【online shop】新商品のお知らせ『私たちはみんなテスラの子供 後編』
お待たせしました。夏井徹明、髙橋ブランカ共訳による、セルビア文学の大御所ゴラン・スクローボニャ著『私たちはみんなテスラの子供 後編』が入荷しました。
物語は1919年6月、コラーラツ記念館・儀式の間で開催されているマックス・プランク教授(ノーベル物理学賞受賞)の講演会で教授が「テスラ氏は学問の父」と発言し、テスラの業績を格調高く賞賛するところから始まる。
講演を終えたプランクと講演を見ていた女スパイのアンカ・ツキチはミリヴォイェヴィチに誘導されるかのように白蓮の間に入れられ、プランク教授は暗い人影の手により何かを顔に押し付けられ倒れ、アンカも同じ手口により虚無の彼方へと溶けていった。
プランク教授に忍び寄る影の正体とは?天才的科学者ニコラ・テスラとの初会談は実現するのか……。そしてアンカは忍び寄る影に対抗できるのか!?
手に汗握る歴史改変SF小説の後編です。
【online shop】新商品のお知らせ『ユーゴスラヴィア現代史 新版』 柴宜弘 著
5月28日に急逝された柴宜弘先生が、最後まで改訂作業にあたられていた『ユーゴスラヴィア現代史 新版』が刊行されました。
ユーゴ解体から30年。あの紛争が現代世界に突きつけた課題を改めて考える。
民族、国家、宗教、言語……。独自の社会主義連邦の道を歩んできたユーゴの解体から三〇年。暴力と憎悪の連鎖が引き起こしたあの紛争は、いまだ過ぎ去らぬ重い歴史として、私たちの前に立ちはだかっている。内戦終結から現在にいたる各国の動向や、新たな秩序構築のための模索などについて大幅に加筆。
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