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2020/08/31
【food&wine】セルビアのラキヤ(Srpska Rakija )について を追加しました

ブランデーは15世紀頃にヨーロッパの宮廷で人気を得たが、セルビアでの生産は19世紀の終わりまで行われなかった。蒸留技術は、中世にアラブ社会からオスマン帝国を経由してバルカンに伝えられた。比較的遅いはじまりであるが、セルビアのブランデーは優れた品質を有している。標高の高い山間部では、ワインに適した糖度の高いブドウが生育しないため、プラム、杏などの果実を利用したラキヤ(Rakija)と呼ばれるフルーツブランデーがつくられようになった。名称はトルコの蒸留酒ラクに由来するが、ラクとは異なる飲料に発展している。
ラキヤは伝統料理の食前酒や、宗教儀式や冠婚葬祭の場において、“čokanjčić“と呼ばれるショットグラスでふるまわれる。セルビアでは、2,000か所の醸造所が正式登録されており、うち、約100か所が高品質のラキヤを生産している。また、民間での生産も行われている。農村世帯の生産者による販売はごく一部に限られ、多くの場合はオーク樽で熟成し、スラヴァや誕生日などの特別な機会にふるまわれる。ラキヤは長期の熟成に適し、数十年前のボトルが重要なイベントのために保存されることもまれではない。
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