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【online shop】再入荷のお知らせ 『東京まで、セルビア』高橋ブランカ著
ご好評により品切れとなっていた『東京まで、セルビア』が再入荷しました。
旧ユーゴスラヴィアはセルビアの首都、ベオグラード大学日本語学科で山崎佳代子氏に(『ベオグラード日誌』66回読売文学賞)日本語を学び、来日。日本に帰化して18年。
日本語作家として日々研鑽怠りなく、満を持して登場!
東方正教の国セルビアで、無神論者であること、男性主導の世界で女流であること、愛すこと愛されること
持ち前の明るさと民族的ユーモア精神で、人びとの悩みや秘密、死をまで描き尽くす中短篇4作
「私の小説に登場する人物は、たまたまセルビア人、ロシア人、日本人です。言語が違っても。感情の表し方、信じている神が違っても、中身は大して変わらない人たちです。数時間の時差で彼らを起しているのは同じ太陽で、夜は彼らの隠そうとしている秘密をやはり同じ月が見下ろしています」(著者)
美しいワンピースに惹かれ、ベオグラードの道端で偶然出会ったナターリヤとアレクサンドラ。二人の女性はやがて、アレクサンドラの息子ミハイルを介して家族になった。まったくちがう生き方、信仰のあり方。ナターリヤは信仰深いが、アレクサンドラは神を信じず、妻のいる美術家と愛人関係を持っている。そんな二人は対話を通じておたがいを認め合い、同時に悩むが、ある時家族に転機が訪れ…。
ナターリヤのウラジオストクの親友への手紙と、ナターリヤとミハイルの日記の形式をもちいてある家族のゆくえを描く中篇『選択』と、セルビア語で書かれ出版された『月の物語』(クラーリェヴォ作家クラブ賞受賞、2015年)から珠玉の連作短篇3作を収録。
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