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2022 / 09 / 08 07:30
【blog】セルビア第2の都市ノヴィ・サドで、欧州文化首都『Novi Sad 2022』Cooks in Residenceに参加しました
「箱の中に、あなたのプロフィールを見つけた時のことを今でも覚えている」。"Cooks in Residence"のオーガナイザーである、ヴラディッツァの言葉に息をのんだのは、セルビア共和国第2の都市、ノヴィ・サドに到着して数日後のことでした。「えっ!あの書類が?!」何を書いたのか。記憶をたぐっているうち、耳はついていけても、口が追いつかない。欧州人たちの早口の英語に取り残され、そのままになってしまいました。彼がどんなシチュエーションでそれを見つけ、あの内容のどこがそんなに印象的だったのか。質問すればよかったな。こんどヴラディッツァに、会う機会があったら聞いてみよう。
今回参加した"Cooks in Residence"は、アーティスト・イン・レジデンス(Artist-in-residence)の料理人版。ノヴィ・サドに招聘を受けた料理人が、滞在しながらメニューに開発を行いました。現地の人びととの交流で印象的だったのは、日本食の力。来日経験のあるセルビア人の多くは、DASHI(出汁)を香りの記憶として語りました。もちろん、SUSHI(寿司)は世界の言葉。ノヴィ・サドでも何店か見かけました。あたためていたレシピ案はありましたが、「SUSHI」と、わたしたちの「寿司」は微妙に違う。現地調達した食材で応用編のメニューを1週間で完成させるは難しい、と、断念しました。そんななか、地元のシェフ、ドゥシャンは、TEMPRA(天ぷら)が自店のメニューにあると話し、ローマ字書きのTERIYAKI(照り焼き)と、和食材名に手描きのイラストを添えたレシピで、瞬時に意志の疎通が可能でした。
続きは、リンクのブログ記事をご覧ください。
目次:
- はじめに
- 欧州文化首都とは
- Cooks in Residence
- Novi Sad 食べ歩きマップ
- Novi Sad グリーンマーケット・マップ
Photo: Vladimir Veličković