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2021 / 06 / 02 13:22
【online shop】再入荷のお知らせ ラキヤグラス(COKANJ・プラム)
ラキヤはバルカン地方で主に果実などからつくられる蒸留酒です。蒸留技術は、中世にアラブ社会からオスマン帝国を経由してバルカンに伝えられ、セルビア地域の標高の高い山間部では、ワインに適した糖度の高いブドウが生育しないため、プラム、杏などの果実を利用したラキヤがつくられようになりました。
代表的なラキヤは、シュリヴォヴィッツァ(šljivovica)と呼ばれるプラムブランデーです。シュリヴォヴィッツァは、セルビアで初めての原産地呼称認定ブランドであり、特にポジェガ種のプラムからつくられるラキヤは、ポジェガチャ(požegača)という別の名前で区別されています。(セルビアのラキヤにいての、さらに詳しい情報はこちらのリンクをどうぞ)
現在はショットグラスで飲まれることの多いラキヤですが、伝統的にはチョカニ(Čokanj/cokanj)またはチョカニチッチ(čokanjčić/cokanjcic)と呼ばれるボトル型のグラスが愛用されていす。コルクで栓が出来るため、少量の保存が可能です。食卓にさりげなく一輪の花を飾るにも最適。アクリル絵の具でセルビアらしいモチーフの描かれたチョカニは人気のお土産のひとつです。
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