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2020/09/23

【online shop】新商品のお知らせ『夢遊病者たち 1 第一次世界大戦はいかにして始まったか』

【online shop】新商品のお知らせ『夢遊病者たち 1 第一次世界大戦はいかにして始まったか』

「それは20世紀最初の災厄であり、あらゆる災厄はここから湧き出した」(フリッツ・スターン)。

19世紀末から開戦までを見事に描き、異例の反響を呼んだ、第一次世界大戦研究の決定版。

 

史上初の総力戦、第一次世界大戦はどのように始まったのか。バルカン半島の紛争が未曾有の世界大戦へと展開する過程を克明に描いた本書は、歴史学の新たな扉を開いた。

 「20世紀の最初の災厄であり、あらゆる災厄はここから湧き出した」と言われるように第一次世界大戦は20世紀を決定づけ、現在の政治的危機の源流となった。だがその全貌を捉えるのは難しい。史料は膨大かつ各国の利害関係に彩られ、「史料の世界大戦」と呼ばれる状況を呈している。

 「それでもなお、1914年夏の危機の原因を追究する21世紀の読者に強い印象を与えるに違いないのは、その剥き出しの現代性のためである」(本文より)。著者クラークは、イギリス、フランス、ドイツ、セルビア、ロシアなどの多数の文書館史料を渉猟し、緻密な考証を経て、19世紀末から戦争勃発の1914年7月まで、ヨーロッパが第一次世界大戦に突入する過程を見事に浮かび上がらせる。

 原著はドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、セルビア語、中国語などに翻訳され、カンディル賞優秀賞、ロサンゼルス・タイムズ書籍賞、ヘッセル=ティトマン賞、ローラ・シャノン賞に輝いている。現在の紛争の火種がすべてここにあることを示す、第一次世界大戦研究の決定版。全2巻。

 

著訳者略歴:

クリストファー・クラーク Christopher Clark

1960年オーストラリア生まれ。現在、ケンブリッジ大学教授。専攻は西洋近現代史、ドイツ近現代史。著書にIron Kingdom: The Rise and Downfall of Prussia, 1600-1947など。

こんにちの近現代史研究をリードする研究者の一人である。※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

 

小原淳(おばら・じゅん)

1975年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、和歌山大学教育学部准教授。専攻はドイツ近現代史。著書に『フォルクと帝国創設』(彩流社、2011、日本ドイツ学会学術奨励賞受賞)。

訳書にJ・スタインバーグ『ビスマルク』(白水社、2013)、J・スパーパー『マルクス』(白水社、2015)がある。※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです

 

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