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2020/08/11
【web shop】新商品のお知らせ『旅と刺繍と民族衣装 かわいい衣装を探す買いつけの記録とコーディネート』

世界中のどの地域でも、女性がいちばん美しいのは、民族衣装姿だと思う。
着物離れが言われて久しいけれど、外国人の友人によると、それでもまだ日本は日々の暮らしに民族衣装が息づいているそうです。こちらの「旅と刺繍と民族衣装」は、谷中で東欧民芸のショップを営まれているクリコさんの著書。
東欧の民族衣装は地域ごと虹のように少しづつ変化する様刺繍やシルエットが印象的。そのグラデーションは、料理や音楽も通じ、興味は尽きません。歴史や地理の背景を知ると、王侯貴族ではない一般の人びとの衣装の刺繍は、そもそも防寒や耐久性を高めるための糸による補強や補修だったのではないかな。日本の刺し子のように。240ページの本書には、東欧各地から集めた色とりどりの衣装が満載。気になるバルカン地方からは、ルーマニア、ブルガリア、マケドニアがとりあげられています。
幸か不幸かヨーロッパのサイズは大きすぎるので、テーブルリネンを集めるのみでおりますが(ときどき仕事で着るセルビアの民族衣装は、身長を指定して現地から取り寄せ)。同じ趣味をお持ちの方は、見飽きないこと間違いなしの一冊です。
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インスタグラムで大人気、谷中のフォークロアショップ「東欧民芸クリコ」のかわいい民族衣装を大公開。全国にファンをもつショップ「東欧民芸クリコ」の魅力を一冊にまとめました。クリコが買い付けした東欧各地の民族衣装、刺繍、アクセサリーなどを紹介します。
表紙の背景は、じつは…今はなき地下駅跡。 クリコをめぐるレトロな上野、谷根千案内
いま思えば、何とか撮影できてよかった! と思うコロナ緊急事態宣言前の2月。
表紙の撮影です。
朝7時集合、いやー寒かった。
でもメチャクチャ快晴の青空でした。
「私が晴れ女だ!」、「いいえ、私の行いがいいからです!」と言い合いながら、モデルのクリコとスタッフ3名、女ばかりの賑やかな撮影が始まりました。
ロケ地はクリコの店から近い上野公園周辺です。
もちろんロケバスなどあるはずもなく、1カット撮っては駐車場のクルマの中で着替えて、というなかなかハードな撮影でしたが、クリコは鼻歌まじりでスルスルッと着替えていきます。
最初に撮影したのは、東京芸大近辺。画家の記念館や古いお屋敷などもある素敵なエリアです。
表紙の背景となったブルーの扉は、京成電鉄の「旧博物館動物園駅」。京成の上野駅と日暮里駅の間にかつてあった地下駅で、1933年開業、1997年に営業を停止、2004年に廃止となった駅跡です。
駅名からわかるように東京国立博物館(1947年までは帝室博物館という名称だったそう)や上野動物園のすぐ近くにあります。なかなか雰囲気があって、かつて昭和の親子連れで賑わっていただろう様子を妄想してしまいます。クリコいわく「夜中に人が出入りしてそう」。いや、怖いって(笑)。
その後、公園を抜け、不忍池まで足を伸ばし、最後は、谷中の「喫茶ニカイ」で撮影。古民家をリノベしたレトロなカフェです。店内に流れるBGMは荒井由実(松任谷じゃなく)のシングルコレクション。熱烈なユーミンファンのデザイナーNさんは、撮影中ずーっと唄い続けていました。
そんなこんなで怒涛の半日撮影、無事終了。
あがった写真を見た担当のN村氏が「どこか東欧で撮影したのかと思った」と一言。
ムフフ、上野ですよ。
みなさん、東欧民芸クリコに来たら、ぜひ巡ってみてくださいね。
著者紹介:
東欧民芸クリコ(とうおうみんげい・くりこ)
東京出身。「HOUSE OF LOTUS」勤務ののち、2010年、旅と民族衣装、雑貨好きが高じて、谷中に「東欧民芸クリコ」をオープン。店のコンセプトは「旅のカケラのおすそ分け」。
年に数回、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ブルガリア、ルーマニア、ポーランドなどを中心にめぐり、蚤の市や現地のヴィンテージもののコレクターから買い付けをしている。
そのセレクトのセンスと、独自のコーディネートセンスの高さで全国に多くのファンをもつ。
インスタグラムでは、旅日記や商品の紹介はもちろん、日々の自身のコーディネートを紹介し、人気を呼んでいる。
無類のカフェ好きでもあり、旅先でもカフェで過ごすひと時を大切にしている。
詳細とご注文はこちらから