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2020/07/15

【web shop】新商品のお知らせ『羊皮紙に眠る文字たちースラヴ言語文化入門』

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『羊皮紙に眠る文字たち-スラヴ言語文化入門』は、見慣れないキリル文字を使う国々の言葉と、その成り立ちについて、わかりやすい言葉とユーモアに富む語り口で、するりと読ませてくれる本。

そもそもセルビア料理に出会ったのは、英語を忘れないために通いはじめた英語料理教室。ご縁のつながりからセルビア料理人となると、英語の資料から得られる知識だけでは足りなくなる。現地のレシピや料理の背景を知るために、セルビア語を学ぶようになりましたが、そこにはキリル文字という大きな壁がありました。

この壁には、覚えがある。

ロシア文学ではなく英文学を選んで高校時代の進路選択で逃げた壁だ。人生半ばを過ぎ、あのとき開けなかった扉が再び目の前に現れたとはね。あの頃、学ぶことを放棄した言葉を今度は覚えてノックしてみよう。もともと言語学は好物だ。ほかにも青春時代の忘れ物が追いかけてきた人はいませんか。

ここはもう、観念して、一緒に向き合いましょう。

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古文書から目覚めるもう一つの「ヨーロッパ」。ロシア語などで使われるキリル文字。

この不思議で魅力的な文字の文化と言語の歴史を若きスラヴ語学者がユーモラスな文章で語ります。

 

ロシア語などでおなじみの謎めいた変な文字、キリル文字。この不思議な文字を明治大学助教授、NHKテレビ「ロシア語会話」前講師の黒田龍之助氏が平明に楽しく解説する。著者の体験を交えたユーモアあふれる文を追う中から東欧文化圏成立の壮大な史実が分かる。

そもそも文字というものは、いつ、誰が、どこで考案したか分らないのが普通だが、キリル文字は発案者が分かっている数少ない例です。この文字をめぐる物語は、一つの文化圏が生まれ育つ壮大な史実です。外国語の中でも難解とされるロシア語をこんなに魅力的に面白く解説した本は他にはないでしょう。学問的に正確なことを難しくなく伝える本書は、ロシア語やキリル文字に興味のある人ばかりでなく、欧州文化の基本を知りたいと思う人、必読の本です。各新聞書評でも絶賛されています。木村彰一賞受賞作。(登)

 

著者紹介 :

黒田龍之助(くろだ・りゅうのすけ)

1964年生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒、東京大学大学院修了。東京工業大学助教授・明治大学助教授を歴任。ロシア語・英語・言語学を担当。現在は専任を持たず且つ専攻言語のみにとらわれないという意味でのフリーランス語学教師として、執筆と講演を中心に活躍中。専門はスラヴ語学、言語学、2001-2002年度NHKテレビ「ロシア語講会話」、2008年度、2013年度NHKラジオ「まいにちロシア語」講師。

著書に『外国語の水曜日』『その他の外国語』『ロシア語の余白』『チェコ語の隙間』(以上、現代書館)、『ロシア語のかたち』『ロシア語のしくみ』『ニューエクスプレスロシア語』『もっとにぎやかな外国語の世界』『ことばはフラフラ変わる』『寄り道ふらふら外国語』『寝るまえ5分の外国語』(以上白水社)、『ウクライナ語基礎1500語』『ベラルーシ語基礎1500語』(以上、大学書林)、『はじめての言語学』『世界の言語入門』(以上、講談社新書)、『語学はやり直せる!』(角川onテーマ21)、『ぼくたちの英語』『ぼくたちの外国語学部』『初級ロシア語文法』『初級ウクライナ語文法』(以上三修社)、『その他の外国語エトセトラ』(ちくま文庫)、『大学生からの文章表現』(ちくま新書)、『外国語を学ぶための言語学の考え方』(中公新書)などがある。

 

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