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2020/07/12

【web shop】新商品のお知らせ『吸血鬼の花よめ』

【web shop】新商品のお知らせ『吸血鬼の花よめ』
「初めてこの土地に、ブルガリア人の祖先の古代ブルガリア人が住んだのは、七世紀のことです。九世紀の中ごろには、ブルガリアは、スラブ文字のもとになるキリル文字をつくった国として栄え、大きな影響力をもっていました。
 けれども、ブルガリアは、その後長いあいだ、ローマやトルコに支配されたので、文化の面でも他のスラブ諸国と別の道をあゆみ、独自のものをつくりました。
 民話も、そうした東西文化の接点だったブルガリアでは、さまざまな要素が混じり合って、他のヨーロッパの国々の類話とも、ひと味ちがっています。大きく分けて、民族的色彩の濃いものと、他の国々の影響をうけながらも、ブルガリア独自の民話になっていったものの、二つの流れがあります。もちろん、ブルガリアにも、グリムのドイツ民話や、アファナシエフのロシア民話と共通した筋の展開をする話は、たくさんありますが、この本には、ブルガリア民話の特色の濃い話を選びました。(訳者あとがき より)」
語り継がれた民族の願い
東西文化交流の場、ブルガリアから選りすぐりの12の昔話
 
ブルガリアはバルカン半島に位置し、古くから東西文化交流の場でした。昔話もオリエントとヨーロッパ相互の影響をうけた独自の楽しいものが多くあります。青春時代にブルガリアのソフィアに留学していた編者による選りすぐりの12話。
 
 
著者紹介 :
編・訳者 八百板洋子(やおいた・ようこ)
1946年、福島県に生まれる。1970年、ソフィア大学大学院に留学。訳詩集『ふたつの情念(こころ)』(新読書社)と本書『吸血鬼の花よめ』で、それぞれ日本翻訳文化賞を受賞。『ソフィアの白いばら』(福音館書店)では、日本エッセイスト・クラブ賞と産経児童出版文化賞を受けた。ほかに『世界のメルヘン』『世界昔ばなし〈上・下〉』(講談社)などの訳書がある。
 
画家 高森登志夫(たかもり・としお)
1947年、千葉県に生まれる。東京芸術大学油絵科卒業。1972年、同大学院修了。1974年、第18回シェル美術展一等賞。1987年、第12回日本国際美術展国立国際美術館賞などを受賞した。子どもの本に『はじてであうずかん・しょくぶつ』『野の草花』『木の本』(福音館書店)などがある。
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