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2020 / 05 / 23 17:24
【online shop】新商品のお知らせ『 バルカン―「ヨーロッパの火薬庫」の歴史』
オスマン帝国からユーゴスラヴィア紛争まで
民族間紛争はヨーロッパの過去か?それとも未来か?
いま問い直される、国家とは何か?
20世紀初頭、「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれた南東ヨーロッパに位置するバルカン半島。東ローマ帝国、オスマン帝国、オーストリア・ハンガリー帝国の支配下で、宗教と民族が複雑に絡み合った歴史をもつ。オスマン帝国時代、住民の多くを占める正教徒たちは平和裡に暮らしていたが、帝国崩壊後彼らは民族意識に目覚め、ギリシャ、セルビア、ブルガリアなどが独立を果たす。だがそれら新興国家に待ち受けていたのは、欧州列強の思惑と果てなき民族対立だった。本書は、いま最も注目されている歴史家M・マゾワーのベストセラーを翻訳。1453年、オスマン帝国によって東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルが陥落して以降の歴史をあつかい、ユーゴ紛争とともに20世紀が終わるまでを描く。監修・村田奈々子。
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