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2020/04/19

【web shop】新商品のお知らせ『死者の百科事典』

【web shop】『死者の百科事典』入荷のお知らせ

【アンドリッチ賞受賞】そこには死んだ父の生涯のすべてが記されていた。

旅先で訪れた図書館で、世界中の無名の死者の生涯だけを記録した書物に出会い、父親の項を読みふけるという表題作をはじめ、音楽的手法、絵画的手法、映画的手法と、自在に変化するスタイルで描かれた死と愛をテーマとする、幻想的で美しい、しかも皮肉な味わいもそなえた九つの物語。アンドリッチ賞受賞作(解説:松山巌)

 

著者紹介 :

ダニロ・キシュ Danilo Kis

1935年、ユーゴスラビア、スポティツァ市に生まれる。第二次世界大戦中ユダヤ人であった父は強制収容所に送られ帰らぬ人となる。ベオグラード大学比較文学科を卒業後、作家活動に。同時にロートレアモン、エセーニンなどの詩作品の翻訳も始める。セルビア・クロアチア語及び文学の講師としてフランス各地で教鞭を取り、1979年にパリに移り住む。1989年、同地に死す。作品は二十以上の言語に翻訳され、国内はもとより、仏、伊、独、米などの数々の賞を受賞。『若き日の哀しみ』にはじまる大戦中の家族を描いた自叙伝的な家族三部作や、『ボリス・ダビドビッチの墓』などがある。

 

訳者紹介:

山崎佳代子(やまざき・かよこ)

1956年生まれ、静岡に育つ。北海道大学ロシア語学科卒業後、サラエボ大学に留学、ユーゴスラビア文学史を学び、2003年にベオグラード大学文学部で博士号を取得。現在同大学文学部教授。ベオグラード在住。著書に『解体ユーゴスラビア』『パンと野いちご 戦火のセルビア、食物の記憶』他、詩集に『そこから青い闇がささやき』、『みをはやみ』他、訳書にダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』他がある。

 

目次:

  魔術師シモン

  死後の栄誉

  死者の百科事典

  眠れる者たちの伝説

  未知を写す鏡

  師匠と弟子の話

  祖国のために死ぬことは名誉

  王と愚者の書

  赤いレーニン切手

  ポスト・スクリプトゥム

  

  愛と死の迷路-さすらい、または望郷 ・・・・山崎佳代子

  多くの絶望と僅かな希望の間を生きる人間像・・・松山巌

 

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