15-19世紀にかけ、オスマン帝国領であったセルビアでは、中東系のお菓子も好まれています。イスラム教徒はアルコールを飲ず、料理に砂糖を使わないため、オスマン帝国発祥のお菓子には、あまいシロップをしっとり浸み込ませたものが多くあります。カロリーを想像しながら「こわいこわい」と、つまむのも醍醐味のうち。シロップに加えたレモンの魔法で、どんどんいけてしまう危険もはらみます。バクラバ(bakalava)は、ラトルク(Ratluk)と並び、禁断のお茶請け菓子のひとつです。
材料:
クルミ、フィロ、砂糖、植物油、レモン果汁、バニラエッセンス