food&wine/料理とお酒
- 【Gastronomija Srbije / セルビアの食文化】(4)
- Hladna Predjlela / 冷菜(4)
- Hleb / パン(9)
- Salate / サラダ(11)
- Supe i Čorbe / スープ(8)
- Glavna Jela / 炭火焼きなど(7)
- Kuvana Jela / 煮込み料理など(16)
- Pita / パイ(7)
- Poslastice / スイーツ(20)
- Sitni Kolaci / お菓子(8)
- 【 Srpsko Vino / セルビアワイン】(6)
- Belo Vino / 白ワイン(9)
- Crno Vino / 赤ワイン(13)
- Rakija / ラキヤ(9)
- Bezalkoholna Pića / ソフトドリンク(3)
- 【 Srpsko Vino / セルビアのワイン用ブドウ品種】(49)
- 【Srpsko Vino / セルビアの PDO / PGIの地理的表示(oznake geografskog porekla)】(21)
Supe i Čorbe / スープ
Begova čorba(ベゴヴァ・チョルバ)/ 族長(ベグ)のスープ

ベゴヴァチョルバは、ボスニアとヘルツェゴヴィナの伝統的なオクラと鶏肉のスープです。
ベグ(ベゴヴァ)は、「族長」を意味するオスマン帝国時代の地方行政官の称号であり、ふんだんに使われた肉が支配階級の贅沢を象徴しています。これにパンとサラダを加えてメインメニューとすることもできます。
日本では整腸作用と豊富なビタミンで人気のオクラは、精力剤として知られているとか。現地のオクラは日本のものよりもサイズが小さく、乾燥したものを水やレモン水で戻して使用するそうです。
スープの味の土台は、タマネギ、ニンジン、セロリ(現地ではセロリアックの根の部分、日本ではセロリの茎で代用)を炒めたもの。そこにメインとなる肉やローリエなどのハーブを加えて煮込み、仕上げにヨーグルトやレモン果汁を加えてさっぱり仕上げます。
文字を読んだだけではなかなか想像がつきませんよね。
レシピ通りにつくっても、果たしてこれが正解なのか?と悩むタイプの料理なので、詳細は割愛。「食べに来てね」というタイプの代表です。