food&wine/料理とお酒
Čorbe i Supe / シチューとスープ
Begova čorba(ベゴヴァ・チョルバ)/ 肉とオクラのシチュー
ベゴヴァチョルバは、ボスニアとヘルツェゴヴィナの伝統的なオクラと肉のスープです。
ベグ(ベゴヴァ)は、「族長」を意味するオスマン帝国時代の地方行政官の称号であり、ふんだんに使われた肉が支配階級の贅沢を象徴しています。これにパンとサラダを加えてメインメニューとすることもできます。
日本では整腸作用と豊富なビタミンで人気のオクラは、精力剤として知られているとか。現地のオクラは日本のものよりもサイズが小さく、乾燥したものを水やレモン水で戻して使用するそうです。
スープの味の土台は、タマネギ、ニンジン、セロリ(現地ではセロリアックの根の部分、日本ではセロリの茎で代用)を炒めたもの。そこにメインとなる肉やローリエなどのハーブを加えて煮込み、仕上げにヨーグルトやレモン果汁を加えてさっぱり仕上げます。
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【レシピ】
植物油、鶏もも肉、牛肩肉、鶏ガラスープ、タマネギ、ニンニク、ニンジン、セロリ、パセリ、ディル、オクラ、ローリエ、プレーンヨーグルト、卵、塩、胡椒、レモン