food&wine/料理とお酒
Salate / サラダ
Šopska salata(ショプスカ・サラータ) / ショプ地方のサラダ
ショプスカサラータは、ブルガリア、セルビア、マケドニアにまたがる「ショプ地方のサラダ」という名前のサラダです。山がちなその地方では、山岳牧畜民が多く暮らしているため「羊飼いのサラダ」というニュアンスも含み、特徴は、角切りした野菜にシレネという、山羊や羊のチーズをたっぷりと振りかけること。
1960年代にブルガリアの旅行キャンペーンのために考案されたレシピが、バルカン半島全域に広まったということです。地域やシチュエーションにより、レシピに若干の差がみられますが、コツはおおらかに作ること。タマネギやキュウリを水にさらさない、トマトの種のまわりのぬめりを残す。野菜の持つ汁気が、ドレッシングにセルビアらしい風味を与えます
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【レシピ】
材料(4人分):
パプリカ1個、タカノツメ1/2本、タマネギ1/2個、キュウリ1本、トマト2個、Fetaチーズ80g
ドレッシング(ひまわり油 大さじ1 1/2、ワインビネガー小さじ2、塩、胡椒)
作り方:
角切り野菜をドレッシングで和えて、Fetaチーズ(またはカッテージチーズ)をのせる。食べるときにかき混ぜる。
※コツはおおらかに作ること。タマネギやキュウリを水にさらさない。トマトの種のまわりのぬめりを残す。
野菜の持つ汁気が、ドレッシングにセルビアらしい風味を与えます