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Poslastice / スイーツ

Palačinke(パラチンケ)/ パンケーキ

”パラチンケ”は、もちっとした食感のセルビアスタイルのパンケーキ。発祥はローマ時代の中央ヨーロッパまで遡り、「平たいケーキ」という意味のラテン語が語源。地域ごとに違う名前で呼ばれ、中央~東ヨーロッパ全域で愛される、まるで「外猫」のようなスイーツです。クリームやソース、フルーツを巻き込み、凝ったデコレーションしないのがセルビア流。2017年の「東京味わいフェスタ」で出店したときは、連日完売!「日本ではなかなか食べることができないから」と、旧ユーゴスラヴィアをはじめ、近隣諸国ゆかりのお客様が「パラチンケがある!」とブースを探して来てくださったり、複数日にわたって来店され、最後にはまとめ買いというお客様もいらっしゃいました。

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【レシピ】

材料(5-6枚分):

卵1個、小麦粉100g、牛乳100ml、炭酸水100ml、植物油(フライパンに敷く油、適量)

具材(ジャム、ハチミツ、チーズ、ハムなどお好みで)

作り方:

ボウルに卵を割り入れ、泡だて器で軽く崩す。牛乳、を加えてさらに混ぜる。

炭酸水を加え、泡が消えないうちに粉を加えて生地をさっくり混ぜ合わせる。多少ダマが残っていてもOK。冷蔵庫で20-30分ねかせる。

あたためたフライパンに植物油をひき、お玉一杯分の生地を流しいれる。

表面の泡立ちが固まり、全面が乾いたらひっくり返す。裏面にも焼き色をつける。

さらに写して具材を塗り、くるくると筒状に巻き込んだり、折りたたむのがセルビアンスタイル。

※焼き上がりの食感は、もっちり。日本のクレープよりも、北京ダックのクレープや、広島風お好み焼きに近い