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Sweet stuff

Pita sa višnjama / サワーチェリーパイ

『セルビアンナイト』の看板メニューがこの”ピタ・サ・ヴィスニャーマ”、セルビア産のオブラシンスカ種のモレロチェリーを使用したパイです。

皮はパートフィロという、小麦粉と水、塩、オイルで作った薄皮を使用。真っ赤なフィリングは、小ぶりで酸味の強い濃厚な味を持つサクランボに少量の砂糖と粉をまぶしただけのシンプルなレシピです。

 

はじめて食べたとき、皮のサクサクさ、チェリーの酸味、粉糖のハーモニーに感激。男性にも女性にも、日本人にもセルビア人にも人気のデザートです。

Apple in Forest Fruit Sauce, Serbian Medieval way / りんごのコンポートセルビア中世風

果実の甘味だけで煮込んだ"Rastoko’s Pear in Forest Fruit Sauce"は、砂糖がなかった時代の洋梨のコンポート。

仕上げに刻んだナッツとつくはちみつをとろり。ベオグラードで習った中世のレシピです。

帰国後はリンゴでよくつくります。

 

 

Moskva shnit / モスクアシニットケーキ

Reform Torte / 改革のケーキ

"Reform Torte"は、和訳すると「改革のケーキ」という名前の、クリスマスやイースター、聖人の日のお祝いなどに供されるケーキの女王です。
オリジナルは「ご冗談を・・・・」という卵12個、クイーンサイズのレシピ^^;

日本人むけにはどのくらいサイズダウンすればいいだろうと、1/3量で試作したところ6-7カットで丁度よさそうなボリューム。

材料はとてもシンプルで、スポンジには小麦粉や油を用いず卵白と砂糖、挽いたナッツのみ。クリームは卵黄とチョコレート、バターだけ。トップスのチョコレートケーキをぎゅっと凝縮したような濃厚なケーキです。

Palačinke / パラチンケ

”パラチンケ”は、もちっとした食感のセルビアのパンケーキです。その語源は平たいケーキという意味のラテン語。ローマ時代の中央ヨーロッパ発祥の、バルカン半島北部共通の人気のおやつです。

クリームやソース、フルーツで凝ったデコレーションしないのがセルビア流。クレープに見えてクレープじゃない。ホットケーキともまた違う。珍しくも懐かしくも感じる味わいをお楽しみください。

Lenja Pita / なまけもののパイ

セルビア語で「なまけもののパイ」という意味の”レーニャ・ピタ”は、その名のとおりとても手軽につくれます。

タルト生地に挟むリンゴはすりおろすだけ。少し手をかけたバージョンでは、フライパンでさっと火を通すくらい。
あとは挟んで焼くだけ。

それだけでも美味しいけれど、アンズジャムや胡桃、スライスアーモンドを加えると魅力がさらにアップ!

気が付くともう一切れに手が伸びる。そんなお菓子です。

Suva pita sa orasima / 胡桃のパイ

胡桃はセルビアで人気の食材。お菓子の生地にパウダー練りこんだり、ホールのままトッピングにしたり、陰に日向に大活躍ですが、こちらのパイでは主役をはっています。

甘いペーストにした胡桃を何層かにフィロに挟んで巻き巻き。ボリューム感がレモン風味で中和され、ペロリといけてしまうキケンな逸品です。

Plazma Torta / プラズマトルタ

”プラズマトルタ”は、セルビアの国民的ビスケット”Plazma(プラズマ)を使ったケーキです。1段目はチョコレートとプラズマ、2段目はプラズマプリン、3段目は胡桃ケーキの魅惑の三重奏。

日本のお菓子で喩えると、プラズマは「マンナ」や「ビスコ」のビスケット部分が似た感じ。そのまま食べるのはもちろんのこと、粉末のものはお菓子の材料としてよく使われるそうです。

 

Kolač sa višnjama / チェリーケーキ

セルビアのチェリーは真っ赤に実り、爽やかな酸味が特徴です。
植物でさっくり焼きあげたチェリーケーキは断面も色鮮やか。

Snenokle / メレンゲとカスタードのデザート

セルビア人はメレンゲとカスタードが大好き。かなりの数のデザートにそのどちらかが使われています。
”シュネノクレ”はカスタードと牛乳で茹でてマシュマロのようにしたメレンゲを層にしたデザート。
チョコレートはお好みで、ということですが、あれば幸せ倍増なのでわたしはいつもプラスします。

Krempita / クリームパイ

"クレームピタ"を初めて見かけたのは、セルビアのパン屋さん。
ショーケースさりげなく並んだに巨大なカスタードのパイに目が釘付け。これは絶対に美味しいものだ、と確信しましたが10cm×10cmほどのサイズに驚きました。カフェテリアなどでもよく見かける人気のデザートです。

自分でつくるようになってみると、薄いパイ、カスタード、生クリームの層を崩さずに切り分けるには一定の大きさも必要だと納得。

クロアチア、スロベニアにも別の名前で同じパイがあり、中欧ヨーロッパ全体で愛されているようです。

Potica / ポティツァ

"ポティツァ"は、1991年にユーゴスラビア連邦から独立したスロベニア共和国でクリスマスやイースター、親族の祝いの席などにつきものの伝統菓子で、名称はイエス・キリストの冠を象った素焼きの型の名に由来するそうです。胡桃とハチミツでつくられたフィリングを生地で巻き込んだ"povitica" あるいは"potica"という名の菓子が記された17世紀の文献もあるらしい。

 わたしはクグロフ型を使っていますが、正式なポティツァ型は底が平らです。

自分でもつくってみたいなー、と思われた方は、下記に英文ですがレシピがありますので挑戦してみてくださいね。

ただし、バルカンサイズとなっているので量を1/2または1/4ほどに減らしたほうが無難です。

○Blejski Otok (英語版)

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